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代表挨拶

山口善久
代表取締役社長井上陽一

「誠実 和合 安全」の社訓を胸に

当社は、昭和24年2月に鉄道請願工業㈱として発足し、令和6年2月には会社発足75周年の節目を迎えることができました。昭和62年4月以降は、JR東海の発足と共に、名古屋都市圏を中心とする東海道新幹線を始め、在来線、愛知環状鉄道など第3セクター鉄道、台湾新幹線、北陸新幹線、名古屋市営地下鉄の軌道及び土木及び建築構造物を建設・保守する専門の会社として生まれ変わりました。

その間、平成4年6月には、中部施設工業(株)と名古屋軌道工業(株)が合併し、新しくシーエヌ建設(株)として発足しました。合併に併せて、私たちは新たに「誠実・和合・安全」の社訓を作りました。明るい鉄道の未来と顧客との誠実な信頼関係を築き上げ、多くの実績と高度な技術力を積み重ね、今後とも安全を最優先に、進化する鉄道の安全・安定輸送に貢献していきます。

明るい鉄道の未来にむかって

鉄道は、明治5年(1872年)に新橋・横浜間が開業して以来、約150年の歴史があります。鉄道の延伸とともに街が開け、そこに人が住み、にぎわいが生まれました。日本の国土形成とともに、鉄道は重要な社会資本として歩み続け、常に進化し続けています。東海道新幹線が開業60年を迎える今、第三世代の鉄道といわれるリニア中央新幹線の建設が進んでいます。

当社は、在来線・新幹線・リニア中央新幹線の三世代にわたる鉄道の保守・建設を担う役割を果たすために、技術力にいっそう磨きをかけていきます。

私たちは鉄道に携わるものとして、JRをはじめとする各鉄道会社からの期待に応え、安全を最優先に「高い志」と「責任感」、そして「技術力」をもって、進化し続ける鉄道に着実に対応していきます。また、風通しの良い明るい社風のもとで社員・家族・協力会社の絆を深め、約290名の社員と約1500名の協力会社の社員が力をあわせ、鉄道の明るい未来のために今後もたゆまぬ努力を続けていきます。

2024年 6月末日
井上 陽一