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代表挨拶

山口善久
代表取締役山口善久

「誠実 和合 安全」の社訓を胸に

当社は、昭和24年2月に鉄道請願工業㈱として発足し、平成31年2月には会社発足70周年の節目を迎えることができました。昭和62年4月以降は、JR東海の発足と共に、名古屋都市圏を中心とする東海道新幹線を始め、在来線、愛知環状鉄道など第3セクター鉄道、台湾新幹線、北陸新幹線、名古屋市営地下鉄の軌道及び土木及び建築構造物を建設・保守する専門の会社として生まれ変わりました。

その間、平成4年6月には、中部施設工業(株)と名古屋軌道工業(株)が合併し、新しくシーエヌ建設(株)として発足しました。合併に併せて、私たちは新たに「誠実・和合・安全」の社訓をつくり、明るい鉄道の未来と顧客との誠実な信頼関係を築き上げ、多くの実績と高度な技術力を積み重ね、今後とも安全への「絶対のゼロ」を目指し、進化する鉄道の安全・安定輸送に貢献していきます。

明るい鉄道の未来にむかって

鉄道は、明治5年(1872年)に新橋・横浜間が開業して以来、146年の歴史があります。鉄道の延伸と共に、街が開け、そこに人が住み、賑わいが生まれました。日本の国土形成と共に、鉄道は重要な社会資本として歩み続け、常に進化し続けています。昭和39年(1964年)には、東海道新幹線が開業し、開業55年を迎えました。更に、平成26年12月17日には、第三世代の鉄道といわれるリニア中央新幹線の「安全祈願式」が、名古屋駅にて開催され、また、平成30年12月には、中央新幹線名古屋駅新設(中央東工区)(2)工事をJVの一員として、リニア工事の一翼を担う建設会社として参加させていただく機会を得ました。当社は、在来線、新幹線、2027年に開業予定のリニア中央新幹線と三世代に亘る鉄道の保守、建設を担うべく、一層技術力に磨きをかけていく所存です。

私たちは、鉄道に携わる人間として、JRを初め各鉄道会社からの負託に応え、安全への細心の注意を払い、「高い志」と「責任感」及び「技術力」で、進化する鉄道に着実に対応していきます。そして、約250名の社員と約1500名の協力会社従事員は、更なる10年、そして創立100年を目指し、鉄道の明るい未来に向け、今後とも弛まぬ努力を惜しみません。

2019年 2月末日
代表取締役社長山口善久