2019年8月から行われた名古屋駅構内列車進路地上表示装置設置工事が2020年3月末完了しました。この工事は名古屋駅構内すべてに列車進路表示装置（青色LED表示灯400個、配線ケーブル総延長約32km）を設置する工事で、表示灯の「点滅」によって列車の進来を把握できるようになりました。これにより列車見張員の負担が軽減し、待避不良防止など安全度の向上が大幅に期待されます。日々夜間作業により無事故無災害で終えることができました。

11月1日（金）北陸新幹線鯖江工区軌道敷設工事を落札しました。この工事は2022年12月完成、2023年春開業に向けた「金沢～敦賀」間の工事で工事区間約125kmのうち当社は鯖江地区の約11kmを請け負うことになりました。

2019年7月26日（金）東京池袋ホテルメトロポリタンにて第７回鉄道施設技術発表会(全国大会)が行われました。当社からは名古屋第一工事所が出場し、「新幹線と在来線に挟まれた橋脚の耐震補強」と題し、新幹線、在来線、貨物線 計12線の異なる営業線を跨ぐ橋脚の耐震補強工事において数多くの制約を克服し施工した寺部跨線橋の耐震補強工事について発表し、優秀賞を受賞しました。