現場の声を活かした技術開発による安全対策の推進
平成26年度 鉄道施設技術発表会(全国大会) 奨励賞
当社では日夜「待避不良絶滅」を合言葉にして触車事故防止に取り組んでいます。ヒューマンエラーをカバーする新たなシステムの技術開発を実務者の意見を反映させながら取り組み、2018年度~2019年度に「列警無線まもる」という愛称で製品化を行いました。これにより、中継見張員から作業現場の全作業員にいち早く列車接近を警報することができ、漏れなく「早め待避」を促すことを実現しました。
開発した製品(特許取得済)は2019年度下期に、シーエヌ建設における待避不良絶滅の切り札として、在来線の全12事業所に配備を完了。従来から抱えていたリスクを解消することができ、安全度が格段に向上しました。作業員全員に対し「もうすぐ列車がくるぞ」という最も重要な情報を確実に伝えることができるようになりました。
